Tag: Linux

cskk & fcitx5-cskk

fcitx-skk はほぼ開発が止まっており、そもそも補完に難があって不満があって、もやもやしたまま使っていたのだが、超新星が現われ、そのもやもやは吹き飛んだ。 cskk と fcitx5-cskk だ。昨年末から、cskk-2.0.0 & fctix5-cskk-1.1.0 から試用してみていたのだけれども、今日リリースされた cskk-3.0.0 & fctix5-cskk-1.2.0 で遂に履歴からの補完が実装された。とても具合が良い。すばらしい。 これまでのリリースを利用していて、.local/share/libcskk/rules に独自ルールを作っていた場合、/usr/share/libcskk/rules 以下を参考にして、独自ルールを記したファイルを作り直さないと、補完のためのキー・アサインが定義されていない状態になって補完できないので注意。

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HDPIでコンソール

個人的なメモ。 Dell の xps 13 (9350) を数年使っているのだけれど、Archlinux(に限らないが)をインストールするときに、HDPIの液晶ディスプレイだとコンソールのフォントが小さすぎるのです。そんなときには、コンソール・フォントを大きなものにすれば良いのです。 デフォルトの状態(インストール時はまずこの状態ですね)なら、 でしょう。その後、terminus-fontをインストールすれば、 がデカくて良いです。 永続的にするならば、/etc/vconsole.conf に FONT=”ter-132n” と書き込んでおけば良いですね。

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UIM with SKK (utf8)

UTF-8にしかない漢字を使うために、一時期fcitx-skk を使っていたが、 補完に履歴が反映されない; Ctrl + Shift + V など”Shift”キーの絡むキー・コンビネーションがfcitxに奪われる などの不満があった。 UIM(のSKK)がUTF-8に対応していればなぁ、と思っていたら、「「」の文字をどのようにキーボード入力するか」というサイトで、まさしくその方法を示してくれていた! ということで、AURのuim-gitにちょっと手を加えて、uim-git-utf8 というパッケージを作ってみた。 これを欲しい人がいるかどうか分からないが、このブログもご無沙汰なので、共有しておく。uim-git-utf8.tar これで、「﨑」はもとより「髙」も出力できる。

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SKKな話 (fcitx-skk)その弐

fcitx-skkのローマ字入力とカナの対応は、libskkに依存している。で問題は “z9″→”(”[全角]、”z0″→”)”[全角]、”z “→” ”[全角]あたりがないこと。 で、$HOME/.config/libskk/rules/ を作って、そこにカスタマイズしたローマ字→カナのルール(対応表)を置く。/usr/share/libskk/rules/default の中身を改変。 # mkdir -p $HOME/.config/libskk/rules/ # cp -R /usr/share/libskk/rules/default $HOME/.config/libskk/rules/MyRule/ これで、$HOME/.config/libskk/rules/MyRule/metadata.json の “name”の値を変える。 { “name”: “MyRule”, “description”: “My typing rule” } 次に、$HOME/.config/libskk/rules/MyRule/rom-kana/default.json に以下を加える。 “z “: [“”, “ ” ], “z9”: [“”, “(” ], “z0”: [“”, “)” ], あとは、fcitxを再起動すれば、設定から MyRuleを選択できる。

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SKKな話 (fcitx-skk)

長らく日本語の入力にはSKKを使ってきた。Emacs上ではddskk、その他X上ではUIM-SKKを愛用してきた。 んが、euc-jpベースの生活ではどうにもならないというか、礼を失することになる場面が増えてきた。自分自身の名前も「髙(はしご高)」なのだが、これはあまり気にしていない。しかし、他人が相手だと、その人が気にしようがしまいが、やはり異字体は異字体で書かねばなるまい。これだけunicodeが普及してきたのだから、対応できる限りは対応したいものだ。 UIMではどうしようもないので(patchを当てる方法はあるらしい)、fcitx-skk について調べてみた。fcitx-skkのデフォルトの文字コードをUTF-8にした fcitx-skk-plusというものもあるが、できるだけオリジナルのfcitx-skkでなんとかしたい(パッケージのバージョン管理が面倒だから)。そもそもUTF-8でないと対応できない文字も日常的にはそう多くはない。 fcitx-skk-plus (とrskkserv)のblogにヒントがありました。「『﨑』だけなら、SKK-JISYO.JIS3_4 をUTF-8に変換してやってエンコードを指定して辞書指定してあげればすみました。」と。辞書の文字コードを指定できるのであれば、必要最低限の辞書をUTF-8で作って、辞書リストに加えれば良い。SKK-JISYO.JIS3_4なんかも、EUC-JISX0213を指定すれば良いだけじゃないか! そこで見付けたのが、fcitx関連のTipsについて書かれたblog。ありがたい。 辞書リストの位置 $HOME/.config/fcitx/skk/dictionary_list デフォルトの文字コードは、EUC-JPで、デフォルトの dictionary_listは以下のようになっている。 file=$FCITX_CONFIG_DIR/skk/user.dict,mode=readwrite,type=file file=/usr/share/skk/SKK-JISYO.L,mode=readonly,type=file どちらの辞書も EUC-JPだ。これ以外のエンコーディングの辞書をどこかに置こう。僕は $HOME/.skk_dic というディレクトリを作成して、そこにSKK-JISYO.JIS3_4と、自分で作成した SKK-JISYO.UTF-8 という辞書を置いた。 $HOME/.skk_dic/SKK-JISYO.UTF-8 の中身 ;;; -*- coding: utf-8 -*- こうち /髙地/ とりあえず、これだけ。 $HOME/.config/fcitx/skk/dictionary_list を改変 file=$FCITX_CONFIG_DIR/skk/user.dict,mode=readwrite,type=file file=/usr/share/skk/SKK-JISYO.L,mode=readonly,type=file file=/usr/share/skk/SKK-JISYO.jinmei,mode=readonly,type=file file=/usr/share/skk/SKK-JISYO.geo,mode=readonly,type=file file=$HOME/.skk_dic/SKK-JISYO.JIS3_4,mode=readonly,type=file,encoding=EUC-JISX0213 file=$HOME/.skk_dic/SKK-JISYO.UTF-8,mode=readonly,type=file,encoding=UTF-8 こんな感じにした。最後の2行(太字部分)にエンコーディング指定の辞書を指定している。これで変換できた。「髙地」とか「山﨑」とか。 追記(こっちが重要) その後、色々弄っていたら、dictionary_list の内容から “encoding=xxx”の部分が消えていたが、どうやら文字コードは自動判別するっぽい。dictionary_list を直接弄らずに、単に追加すれば良いらしい。 UTF-8の文字(「髙」とか)を学習するように、user.dict のエンコーディングも UTF-8 に変更した。  

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USB 3.1 Type C- HDMI adapter on XPS13 (9350)

夏前にPCを Dell XPS 13 (9350)に替えたのだが、映像出力のために買った、純正のDA200は Linux 上ではHDMIが機能しなかった。まぁVGA使えるから良いか、と思っていたら、後期の授業が始まってみたら、HDMIしか使えない教室の授業があった…。 ということで、「Plugable USB 3.1 Type C(USB-C)- HDMI 2.0」というのを買ってみたら、何のことはない、あっさり出力できた。音声も問題ない。バカみたい。 uname -a Linux 4.8.4-1-ARCH #1 SMP PREEMPT Sat Oct 22 18:26:57 CEST 2016 x86_64 GNU/Linux aur/displaylink 1.2.65-1 [installed] (25) (1.81) Linux driver for DL-5xxx, DL-41xx and DL-3×00

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SSDに換装

ここ数年 Acerの Aspire V5-171を使っている。安かったし、英語キーボードがebayなどで簡単に手に入るからだ。 で、一ヶ月ほど前にHDDが何やら怪しい感じになったので、壊れる前にSSDに交換した。交換したのは、SSDも安くなったものだと感じいってしまう crucial  CT512MX100SSD1。二万円台で512GBだし、評判も悪くない。 それまでは、Gentoo Linuxを使っていたのだが、compileに疲れてしまった、しかしパッケージにない野良ビルドも管理上避けたいということで、Arch Linuxを入れてみた。戸惑うこともあったが、実に順調だ。Libreofficeのアップデートが数分で終わるのは有り難い。 しかし、SSDは快適だ。数万円をケチっていたのがバカみたいだ。3.5万円のPCに2.4万円のSSDでもいいじゃないか。

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