執事
イギリスでは今執事が足りないのだそうだ。そして執事と言えば、ジーヴズなのだ。
ジーヴズとは、P. G. Wodehouse のコメディ小説シリーズの主役であるところの執事。かつて、十数年前(もう20年前に近付いているが)、大学の授業で読んだVery Good, Jeeves!で出会った。イギリス的な笑いも多く、僕もついていけないところはあるけど、それを差し引いても面白い。翻訳もそろっているので是非読んでもらいたい。僕もジーヴズが欲しい。
一方、日本では執事喫茶というものがあるらしい。いや、まぁ、別に良いんだけど。さ。メイドにせよ、本物をある程度知った上で、こういうのを楽しむのなら良いけど、こういうのしか知らんというのはどうかなぁ。執事ってムッチャ厳しい仕事やで〜。ま、僕も直接経験があるわけではないけどさ。
カズオ・イシグロの「日の名残」.
原作も映画もよかったよ.
生粋の執事は執事でしかないというのが強烈だった.
RED BULL飲んで風邪を治しましょう.
「日の名残り」の映画はまだ見てないんだよねぇ。ところで、彼自身、日本文化に理解が足りないところがあって、C級ハリウッド映画の日本文化描写みたいなところがあって、翻訳者が苦労したという裏話をどこかで読んだ。
風邪はなんとか直りました。Red Bullは飲まなかったけど、点滴打った。
日本文化?
英国文化?
日本文化に理解が足りないのは,わかるように思えるが,英国文化に対してはどうかな.
ところでRED BULLは最近ヨーロッパ進出中.
びっくらこいた.
英国文化についてはどうなんだろうね。でも英国文化であれば、エディティングの段階でどうにかなるんではないかな。こっちで読んだ本に書いてあったと思うから、ちょっとネタ元探してみる。
カズオ・イシグロの件、ネタ元見付けた。斎藤兆史・野崎歓『英語のたくらみ フランス語のたわむれ』(東京大学出版会、2004)。125頁からの「原作者の不思議な間違い」の節にある。応接間に仏壇と床の間があって蝋燭が明かりで、ash pot なるものがある、とかいう描写。
でも,最近はなんちゃら仏壇とかいって(JR大阪駅から梅田阪急に移動する途中に大々的にディスプレイしてある),応接間に似合うデザインの凝った仏壇も売ってるし,なんかようわからんなぁ.
帰国便で体調崩して今日まで倒れていた.
しんどかった.
地震も大変だけど,鳥フルも気をつけてねん.