殺虫剤

昨日、フマキラー・インドネシアの方とお話しする機会があった。インドネシアにおけるフマキラーのシェアは、ジャワ島と外島で違い、外島では圧倒的シェアを誇るものの、ジャワ島ではイマイチらしい。ちなみにフマキラーのウェブサイトは、日本語・英語に加え、中文とインドネシア語が用意されている。インドネシアに相当力を入れていることがうかがえる。

インドネシアの蚊は、日本の蚊よりも強く、日本向け殺虫剤ではあまり効かないそうだ。おそらくインドネシアに限らず、東南アジア全般に通用する話だろう。だから日本からわざわざ蚊取り線香を持って来てもほとんど効果がないらしい。確実に蚊に刺されないためには、二つの製品があるという。(日本から持ってくるのならこの二つ。)

ひとつは、肌に塗るタイプ。インドネシアだと、Autanがメジャーだ。フマキラーもスキンベープを来月からインドネシアで発売するそうだ。日本だとこれとかこれとかこれとかだけれども、こちらではスプレー式は高くて売れないらしく、ローション状のものになる模様。もう一つは、フマキラーの独壇場で、「どこでもベープ」という携帯式の蚊除け。日本だと、これになるのかな。キティバージョンはインドネシアでは発売しないらしい。蚊取り線香を四つぶら下げているのと同じくらいの効果があるという。(むかし祖母が草刈りをするときに、こういうのをぶら下げていたことを思い出した。)これも年末には発売するらしい。しかし、そういう話を聞くと欲しくなるなぁ。

恐しい話も聞かせていただいた。こちらで良く見掛ける某二社(勿論フマキラーではない)の殺虫スプレーには人体に蓄積する毒物を使っているという。もちろん、虫を殺すのだから、殺虫剤っては毒なんだが、人体から排出されるものか蓄積するものかは比較にならない差である。