漢字カナ変換ソフト

憲法改正問題などふっ飛ばしてしまった年金問題ですが、またまたビックリ。社会保険庁は、こほぉんなことをしていたのですね。漢字と仮名の変換なんて、どちらの方向にも一意でありえないのに、そんな「裕子」は「ユウコ」でキメウチって…。

島崎藤村が「シマザキフジムラ」ってのには笑った。というのも、中学だか高校だかのときの模試に出た、「藤村」についての批評文が、「藤村は……」という書き出しだったことを思い出したからだ。そのときは、「フジムラって誰やねん」と思って読み始めて問題文の半ばになってようやく「トーソン」のことだと思い至り、一人赤面したのだった。

それは兎も角である。今回問題になった「システム」の欠陥には、当時その企画書だかなんだかを通した人間も気付いていただろう。(気付いていなかったとしたら…いや、そう考えるのはやめておこう。)気付きつつも、「漢字(に振った数字コード)からカナにするためには、手間暇時間金から考えてこれくらいしかできないだろう、ま、そのうち誰か修正していけんぢゃね?」くらいの気持ちで押し通したんではないか。「誰がどうやって修正すんねん」というツッコミは一切なかったのだろう。このシステムを「開発」した人間も「いや、それ無理っすよ。マジ、アリエナイ」とは言わなかったのかなぁ。「役所」の仕事だしテケトーにやってウマーでつよ、とか思ってたんぢゃないかと疑いたくもなる。馴れ合い、なし崩しでグダグダ、ということですな。

時代は昭和54年、西暦1979年ですね。僕は小学生。まだMacintoshもなかった時代。システムに責任はなすりつけられない。仮に、この世にあるあらゆる名前の漢字・読みの対応表があったとしてもそれを収められるストレッジはなかったか、あったとしても直ぐに検索可能なものではなかっただろう。それに最初に書いたように、その対応は一意ではあり得ないのだから、やはり本人に確認する以外の手立てはなかったのであり、現在の技術をもってしても不可能なものは不可能だ。結局、システムではなく、そのシステムを採用した人間に責任がある。ちゃんと遡及して責任の所在を明らかにすべきだと思うんだけどなぁ。罰則を適用できるかどうかは別として。