昨年末のエントリ(発禁)で書いたように、John Roosa著 Pretext for Mass Murder: The September 30th Movement and Suharto’s Coup d’Etat in Indonesia のインドネシア語版が発禁になっている。今更ながら気付いたのだが、これに対して著者は自らのブログでインドネシア語版 Dalih Pembunuhan Massal: Gerakan 30 September dan Kudeta Suharto をPDFで配布している。

PDFファイルが手に入るのは個人的には嬉しいのだけれど、事情が事情だけに全く喜べない。

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ジャワの東端バニュワンギという地方に伝わる Genjer Genjer という民謡がある。かつて Lilis Soeryani という歌手が歌い大ヒットした以外に、1960年代にはインドネシア共産党傘下の女性団体(Gerwani)とか農民団体(BTI)などが抑圧される農民の歌として盛んに歌った。そのため、1965年以降の共産党狩り、共産主義からインドネシア共和国を「救った」ことをその正統性の一つとするスハルト政権下では、「共産主義の歌」という烙印を押され長らく「忘却」されていた。

1998年以降、歴史の見直しが曲りなりにも進む中で、この歌についてもあちこちで触れられるようになった。Lilis Soeryani の CD はないようなのだが、おそらくカセットかアナログ・ディスクから採ったmp3音源はネットに転がっている。1960年代に殺された左派女学生が化けて出て復讐するというB級ホラー映画 Lentera Merah にも使われている。

この歌を Dengue Fever というバンドがカバーした。40 Years of Silence: An Indonesian Tragedyという映画の挿入歌らしい。

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あれ、こんなに頼んだっけ?と思いつつ封を開けて、あぁこれか、と思うなり。

明日からジョグジャ。で、その前にジャカルタで買うべきものを買っておく。

  • Mohamad Sobary. Kidung. Jakarta: Gramedia, 2009. [ISBN: 978-979-22-4714-5]
  • Fadli Zon (ed.). Setelah Politik Bukan Panglima Sastra: Polemik Hadiah Magsaysay bagi Pramoedya Ananta Toer. Jakarta: Institute for Policy Studies, 2009. [ISBN: 978-979-95388-8-8]
  • Dewan Redaksi Ensiklopedi Sastra Indonesia. Ensiklopedi Sastra Indonesia. Edisi Revisi, Bandung: Titian Ilmu, 2009. [ISBN: 978-979-1304-13-9]

初めのソバリの小説はこのブログでも既に書いていたもの。忘れずに買う。ちなみに、明日というか今日7月1日12時からジャカルタのサヒッド・ホテルで出版イベントがあるそうだ。最後のものは、デカくて重いのだが、やっぱりこの手のものは便利なので買っておくことにした。

朋輩のO君がPCを買うというので付き合った。有楽町(いろいろ問題が出ているらしいビックカメラ)で会いましょう、でした。

帰りがけに、丸の内の丸善で、O君お勧めの本を買った。

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