インドネシア検定 10月16日開催

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Russell Jones (ed.). Loan-words in Indonesian and Malay. KITLV lndonesian imprints. Jakarta: Yayasan Obor Indonesia, 2008. [978-979-461-701-4]
という本を見ていたら、中国語起源の言葉はほとんど漢字が付されている一方で、日本語起源の言葉には漢字が付されていない。

例えば kelenteng (中国寺院)は「観音亭」という漢字があり、あぁそうだったのか、と一人膝を叩く。

一方、日本語はこんな具合。

“Kempeitai”(憲兵隊)は勿論のこと  “Kenpeiho”(憲兵補)まで載っていることに驚きつつ、”kempo”の説明に、”self-defence”と”constitution”があることから、「拳法」と「憲法」の両方を指していることが分かる。(まさか、自衛隊の存在を揶揄しているわけではあるまい。)となると本来は別の項目になるべきものだ。

KITLVには日本語についてアドバイスできる人はいなかったのかな?

世の中、同じようなことを考える人がいるものだ。一年以上前に、Steven Haryantoという人が、KBBI Daring のデータを StarDict 用に変換して公開している。

こういうものを公開して良いものなのかな?と思ったら

Menurut pihak Pusat Bahasa, data boleh dipakai/diredistribusi asalkan sumber disebutkan. (Terima kasih untuk Ivan yang sudah mengklarifikasi kepada perwakilan Pusat Bahasa, Ibu Menur Hayati).

だそうだ。ほっほう、そうですか。

変換済み辞書の出来は、個人的評価ではいまいち、lema と sub-lema を分離させてしまっているのは見通しが悪くて頂けない。

2008年12月に、インドネシア教育文化省言語センター編のインドネシア語大辞典が出ているのだが、そこに入れるべき語が結構な数欠落していたらしい。

インドネシアらしい心温まる話である。

発売後に判明してどうしようもないので、言語センターのサイトから、PDFをダウンロードできるようにしている。

このPDF、2009年11月付だから半年もその存在に気付かなかったのは遺憾であるが、Googleで調べてもそんなにおおっぴらに広報していないようだ。流石に自分のミスを広く知らしめたくはないとういことか。でもTwitterでは1月11日にこの件をつぶやいている。(pusatbahasaなんてアカウント名でTwitterしていることも今しがた知った。)

以下、そのPDF冒頭にある説明。

(more…)

折角アメリカ東海岸くんだりまで来たので、自分へのご褒美に本を購入するおのぼりさん

  • Alan M. Stevens and A. Ed. Schmidgall-Tellings (eds.) A Comprehensive Indonesian-English Dictionary. 2nd edn. Ohio. U.P., 2010. [ISBN: 978-0-8214-1897-0]

変な用例のコメント欄で Dina さんが触れていた辞書の第二版。10日ほどまえに出版されたらしい。

CD-romが付いているのだが、中身は分からない。辞書のデータだったら、ごにょごにょしてEPWINGか何かの規格に変換できて、非常に便利になるなぁ。

ちなみに、以前に挙げた gara-gara/goro-goro はそのままだった。

(2010.03.30追記) 付属CDの中身は、原稿のPDF。んあ〜、構造化されてないファイルかぁ。変換は面倒だな。

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