Lema Tertinggal di Kamus Besar Bahasa Indonesia Pusat Bahasa Edisi Keempat

2008年12月に、インドネシア教育文化省言語センター編のインドネシア語大辞典が出ているのだが、そこに入れるべき語が結構な数欠落していたらしい。

インドネシアらしい心温まる話である。

発売後に判明してどうしようもないので、言語センターのサイトから、PDFをダウンロードできるようにしている。

このPDF、2009年11月付だから半年もその存在に気付かなかったのは遺憾であるが、Googleで調べてもそんなにおおっぴらに広報していないようだ。流石に自分のミスを広く知らしめたくはないとういことか。でもTwitterでは1月11日にこの件をつぶやいている。(pusatbahasaなんてアカウント名でTwitterしていることも今しがた知った。)

以下、そのPDF冒頭にある説明。

言語センター版インドネシア語大辞典第4版において欠落した見出し語

言語センター版インドネシア語大辞典第4版が2008年12月に出版された。我々(編集班)がこの辞書を再読したところ、幾つかの見出し語が欠落してしまっていることが判明した。本来、その見出し語は辞書に含まれなければならないものである。この事態はプログラムのミスによって起きたもので、それら見出し語がシステムから出てしまったものである。

この欠落してしまった見出し語に関し、我々編集班はそれを辞書に入れる責任を感じている。しかしながら、この辞書は既に発刊されているため、広汎な人々が入手できるよう、これらの見出し語を言語センターのウェブサイトにアップロードした。

ジャカルタ、2009年11月

一体、どんなシステムでどんなプログラムを使っていたのか、小一時間問い詰めたいところではあるが、一応はミスを認めてファイルを配布しているのだから、かなり真摯な対応である。ひょっとしたら現在販売しているものには、このリストをプリントアウトしたものが付いているかもしれない。