Dalih Pembunuhan Massa Gerakan 30 September dan Kudeta Soeharto

昨年末のエントリ(発禁)で書いたように、John Roosa著 Pretext for Mass Murder: The September 30th Movement and Suharto’s Coup d’Etat in Indonesia のインドネシア語版が発禁になっている。今更ながら気付いたのだが、これに対して著者は自らのブログでインドネシア語版 Dalih Pembunuhan Massal: Gerakan 30 September dan Kudeta Suharto をPDFで配布している。

PDFファイルが手に入るのは個人的には嬉しいのだけれど、事情が事情だけに全く喜べない。

発禁処分とはいうものの、この本(インドネシア語版)は出版されてから発禁になるまでかなりの間があり、欲しい人・興味のある人は既に入手しているだろう。(また情報を自ら求めれば、上記のPDFファイルにも容易に辿りつける。)発禁がその本来の目的のごとく、この本の発売・流通の禁止を目的にしていたとしたら、その処分は遅きに失している。これは(相互に矛盾せず併存可能な)二つの解釈があろう。一つは、当該図書の発売から発禁までの間に、政府内部ないし権力者が、「歴史の見直し」に関する議論に対して(本当は望んでいなかったとしても)許容ないし無視する態度から、積極的に抑圧する姿勢に移った、あるいは抑制されていた「抑圧する意思」が明確に示されるようになたということ。もう一つは、この発禁処分は「発売・流通の禁止」ではなく、こうした議論が「禁止」されるべきものであることを内外に示すことを目的としていたということだ。

ちなみに原書は、これ↓。

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