今日買った本

Facebookで知人が紹介していた本に飛び付く。

  • 張彧暋(山岡由美訳)『鉄道への夢が日本人を作った〜資本主義・民主主義・ナショナリズム』 (朝日選書)朝日新聞出版、2015。[ISBN: 978-4-02-263037-7]

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以下、目次。

  • 序章 鉄道という夢と謎――日本の読者に向けて
    • 第1節 鉄道が映し出す日本
      「なごり雪」/鉄道ミステリー/村上春樹『夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について』/『あまちゃん』/「いい日旅立ち」
    • 第2節 本書のねらい
      鉄道は「役に立つ」神話/鉄道への夢とは/各章の内容
  • 第1章 資本主義の誕生と鉄道の敷設(1868-1906年)
    • 第1節 隠された起源――国家事業としての鉄道敷設のはじまり
    • 第2節 国家と資本家の関係構築
    • 第3節 鉄道国家と国有鉄道
  • 第2章 近代国家と民主主義と鉄道(1880-1936年)
    • 第1節 「国」に実体を与える地方
    • 第2節 政党政治黎明期の地方民と政治家
    • 第三節 改軌と改正鉄道敷設法と日本のケインズ
    • 結語 民主主義を定着させた誘致活動
  • 第3章 国民意識と鉄道(1890-1937年)
    • 第1節 政治的支配としての行幸啓
    • 第2節 世俗的巡礼としての鉄道旅行
    • 結語 標準化した鉄道旅行――国体創出と想像
  • 第4章 結論――国民の夢を乗せて、列車は走る
    • 第1節 なぜ鉄道が近代化を促したのか
    • 第2節 社会学から見た鉄道制度
    • 第3節 エピローグ
    • 第4節 むすびにかえて
  • 解説 小熊英二