ストレス発散に本を買っているのではないかとも思われる今日この頃。

今日はFISIPOL UGMの中庭で小さなPameran Bukuをやっていて、Pondok Cerpenという店で古い本を見付けて、以下のものを買った。

  • Noorca Mahendra Massardi. Tin-Ton. Jakarta: Budaya Jaya, 1979. [ISBN: n.a.]
  • Taufiq Ismail. Sajak Ladang Jagung. Jakarta: Budaja Djaja, 1973. [ISBN: n.a.]
  • Mochtar Lubis. Situasi dan Kondisi Manusia Indonesia Kini. Jakarta: Budaya Jaya, 1977. [ISBN: n.a.]
  • Rosihan Anwar. Kisah-kisah Zaman Revolusi: Kenang-kenangan Seorang Wartawan 1946-1949. Jakarta: Pustaka Jaya, 1975. [ISBN: n.a.]
  • Sutrisno Kutoyo. Prof. H. Muhammad Yamin S.H. Jakarta: Departemen Pendidikan dan Kebudayaan, 1985. [ISBN: n.a.]
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そんなこんなでジョグジャに来ているものの、こんなに気乗りしないで来たのは初めてだ。それでも本屋には行く。 Budi Sardjono. Nyai Gowok. Jogjakarta: DIVA press, 2014. [ISBN: 978-602-255-601-5] アフマド・トハリの『パルック村の踊り子(Ronggeng Dukuh Paruk)』にgowokについての下りがあったことを思い出して購入。Gowokってなにさ、という人はトハリの小説を読んでください。ちなみに、 “novel kamasutra dari jawa”というコピーがつけられていることから想像しても良いです。 Eka Kurniawan. Seperti Dendam, Rindu Harus Dibayar Tuntas. Jakarta: Gramedia, 2014. [ISB: 978-602-03-0393-2] インドネシアの若手(と言ってもアラフォー)作家で一番面白いと思っている人。2002年の Cantik itu Luka は『美は傷」として邦訳されているので是非皆様に読んでもらいたい。 Norman Erikson Pasaribu. Hanya Kamu yang Tahu Berapa Lama Lagi Aku Harus Menunggu. Jakarta: Gramedia, 2014. [978-602-03-0448-9] 知らない人なんだけど、Kompas紙に掲載された短編が評価されているようなので購入してみた。1990年生まれ! Mohamad…Continue Reading “今日買った本@Gramedia, Jogja”

その軽快なフットワーク、軽妙な語り口、筆の速さで尊敬している本名純氏の『民主化のパラドックス』をようやく読了した。 正直、もっと早く読むべきだった。本書に書かれている事柄のいくつかは、既に本名さん本人から、あるいは他の情報源から知っているものではあったが、それらが実に明快に提示されている。そして、とりわけインドネシアにおけるレフォルマシ(改革)以降の政治が、見事に自分の研究で描こうとしているものとリンクしている。 地域研究をやっている人間としては、次の言葉に早く自分で応えなければならないだろう。「その国の政治の日常に疎い理論家や実務家の視野にはおのずと限界がある。特に民主化の予期せぬインパクトは、彼らの目から一番遠いところで起きている。その重要性を発信できるのは、地域に密着して調査を進めてきた地域研究者であり、今以上に彼らの役割が期待されているときはない。」(18頁) インドネシアをフィールドとしている人だけではなく、政治学や開発学を専門とする人たち、あるいは民主化に興味がある人は是非読むべき一冊である。

ヴァディ・ラトナー著(市川惠理)『バニヤンの木陰で』河出書房新社、2013年。[ISBN: 978-4-309-20647-9] 僕と同年代の著者は、75〜79年にクメール・ルージュの支配を経験し、81年に母と共にアメリカに脱出した。その頃の僕は、今考えると大した悩みもなく、のほほんと田舎で暮していたわけで、その経験の密度の差に愕然とする。 この自伝的小説の原著は英語で書かれている。著者が中学に上がるくらいの年代からアメリカにいたのだから、当然と言えば当然なのだが、カンボジア人がカンボジアでの生活を描くのにクメール語を使わない(使えない)状況が、カンボジアの悲劇を際立たせているような気がする。(著者がクメール語を使えるか否かは、まだ知らないし、マーケットの問題もあるだろうが。) これから暫く忙しいのだけれども、時間を作って読んでみよう。

本名純著『民主化のパラドックス—インドネシアにみるアジア政治の深層』岩波書店、2013年。[ISBN-978-4-00-024867-9] 千野境子著『インドネシア9・30クーデターの謎を解く—スカルノ、スハルト、CIA、毛沢東の影』草思社、2013年。[ISBN: 978-4-7942-2006-6]  

書くのを忘れていたけれども、インドネシアの9月30日事件に関係する映画が公開されている。『アクト・オブ・キリング(The Act of Killing)』だ。詳しくは WEBで、ということではあるのだが、奇妙なドキュメンタリーという意味でも面白いかもしれない。インドネシアに興味がない他人でも楽しめると思う。