Wed 5 Oct, 2011
Sun 28 Aug, 2011
1965年9月30日事件に関する研究二冊。
まず先程amazon.comより届いた本。
- Wijaya Herlambang. Cultural Violence: Its Practice and Challenge in Indonesia. Saarbrücken: VDM Verlag Dr. Müller GmnH & Co. KG, 2011. [ISBN: 978-3-639-37715-6]
9月30日事件とインドネシア共産党(PKI)に対する評価が、文化的なチャンネルを通じていかに固定されていったか。著者が今年の初頭にクィーンズランド大学に提出した博士論文の書籍化(速っ)。著者とはまだ直接会ったことはないけれども、同じ人物にインタビューした関係でネット上で知りあった。昔ではあり得ない関係か。
- Saskia Wieringa. Sexual Politics in Indonesia. New York: Palgrave Macmillan, 2002. [ISBN: 0-333-98718-7]
インドネシアの女性運動、とりわけ共産党傘下のGerwaniについての研究。以前、イギリスの書店に注文したら品切れと言われたのだが、円高だからと調べてみたらあったので、amazon.caから取り寄せた。著者は”Lubang Buaya”なんて小説(!)も書いている。
Tue 11 Jan, 2011
Tony PrabowoとGoenawan Mohamadの手による『オペラ:タン・マラカ』は既に昨年10月に初演を終えている。このオペラのTV録画放送が東ジャワのマランとクディリで放送禁止になったという話だ(本日付のKoran Tempo)。当局がその番組が「左」臭く、社会に不穏を引き起こしうると判断した模様。
スハルト体制32年で染み付いたものはなかなか拭い去れない。しかし、法的根拠はあるのだろうか。
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Fri 10 Dec, 2010
そういえば最近買った本のメモを忘れていた。
- Arnold C. Brackman. The Communist Collapse in Indonesia. Singapore: Asia Pacific Press, 1970. [ISBN: n.a.]
- Arnold C. Brackman. Indonesian Communism: A History. New York: Frederick A Praeger, 1963. [ISBN: n.a.]
- Malcolm Caldwell (ed.). Ten Years’ Military Terror in Indonesia. Nottingham: Spokesman Books, 1975. [ISBN: n.a.]
- デヴィ・スカルノ 『デヴィ・スカルノデヴィ・スカルノ自伝』文藝春秋, 1978。[ISBN: n.a.]
- デヴィ・スカルノ 『デヴィ・スカルノ回想録―栄光、無念、悔恨』草思社, 2010。[ISBN: 978-4-7942-1754-7]
最後の二冊はほとんど趣味だな。上の三つは自炊するか…?
Mon 12 Apr, 2010
Dalih Pembunuhan Massa Gerakan 30 September dan Kudeta Soeharto
Comments (0) Filed under: Books, IndonesiaTags: Book, Communism, History, Politics
昨年末のエントリ(発禁)で書いたように、John Roosa著 Pretext for Mass Murder: The September 30th Movement and Suharto’s Coup d’Etat in Indonesia のインドネシア語版が発禁になっている。今更ながら気付いたのだが、これに対して著者は自らのブログでインドネシア語版 Dalih Pembunuhan Massal: Gerakan 30 September dan Kudeta Suharto をPDFで配布している。
PDFファイルが手に入るのは個人的には嬉しいのだけれど、事情が事情だけに全く喜べない。
Wed 6 Jan, 2010
インドネシアでパプア関係の書籍三冊が発禁になった。共産党なんて「昔」の話よりもずっと経済的・政治的利害の大きな問題だから、政府が過敏になるのは理解できるが、発禁というのはもはや逆効果なのではないかなぁ。しかも分離主義を煽っているという理由もどうかと思う。
そういえば、あれだけ話題になった反ポルノ法に基いたポルノ関係の発禁て耳にしないな。「四畳半襖の下張」みたいなケース。
Wed 30 Dec, 2009
インドネシア共和国第四代大統領をつとめたアブドゥルラフマン・ワヒッド大統領(グス・ドゥル)が、一時間ほど前に亡くなった。彼の功罪はこれから問われるべきだろう。金に汚いとかいろいろあったけれども、個人的には好きな人だった。
1980年代の彼の著作はとても刺激的だし、彼の支持母体であり、伝統派イスラム団体としばしば言及されるナフダトゥル・ウラマ NU に、新鮮な(斬新なと言った方が良いかもしれない)風を吹き込んだ。とりわけ彼が進めようとした、社会的に排除されていた元共産主義者(あるいはそう見做された人達)との和解は、評価されるべきである。いつかはインドネシア国内でも評価されるようになってほしい。
今は故人の冥福を祈るばかりである。
(追記)亡き骸はジョンバンに葬られるらしい。




