MSI Windのタッチパッドのsynaptics化

僕の使っているMSI Wind U100は、タッチパッドがfuckin Sentelic製だった。これが使いにくいこと、この上ない。一緒に使っているMSI S271のタッチパッドはElantech製だが、これはsynapticsドライバで動く。そうなると Sentelicの非道さが際立つ。

ここあたりで話題になっているような、ハード自体を交換する、つまりSentelicのタッチパッドをひっぺがし、Synaptics製のものに交換するというのは、非常に魅力的な話で抗い難い。抗い難い=やってみる、ということなので、EUから該当パーツを取り寄せて、交換した。

手順は、それほど難しくない。

  1. ACアダプタ、バッテリを外す。
  2. 嵌め込みになっているキーボードを外す。(キーボード上部、両脇にツメがあるので、それを押しながら上にずらす。)
  3. 底のネジ9本を外して、筐体下部を外す。
  4. mini-PCIe(無線LAN)を外す。
  5. HDを外す。
  6. ヒンジ部のネジを外し、ケーブルコネクタを外し、LED部を外す。
  7. ケーブルコネクタを幾つか、ネジを幾つか外して、メインボードを外す。
  8. タッチパッドに付いているケーブルを外す。
  9. Sentelicのうんこタッチパッドをひっぺがす。(マイナスドライバとかで上部(キーボード側)をちょっと持ち上げ、隙間になにかを突っ込んで剥す。僕は精密ドライバを突っ込んだが、キズを付けないよう竹串あたりを使うのが良いと思う。)
  10. ひっぺがした面をきれいにする(多少、糊が残るので)。
  11. Synapticsのタッチパッドを向きに気を付けながら貼り付ける。

Sentelicのうんこタッチパッド。

Fxxkin' Sentelic Touchpadで、Synapticsのパッド。

Synaptics Touchpad反対の手順で組み立てて、立ち上げてみて、タッチパッドが認識されているかを確認する。問題なければOK。僕はLinuxなのでsynaptics用Xドライバをインストールして設定してオケ。これで二本指スクロールとか二本指タッピング、三本指タッピングができる。快適この上茄子。